さわやか隊事務局から「土曜談話会に実際に里山整備をしている隊員の参加依頼」のメールがあり、初めて土曜談話会(4 月 19 日)に参加しました。
場所はつくば市六斗にある「おぐろくの森」(稲荷川を挟んだ高崎自然の森の反対側)の約 30 ヘクタールの民有林です。地権者と協定を結び森林ボランティアの「つくばフォレストクラブ」が整備している森です。
驚いたのは1軒を除く地権者から森林整備に対して 20,000 円/軒の協賛金を得ていることでした。宍塚でも協賛金が得られれば林床整備等の費用に充てられていいなと思いました。
森全体がほとんど平地で、林床整備(除草等)はしやすいと感じました。令和 6 年度の森林整備回数は年間 30 回とあり、さわやか隊の定期活動(2 回/月)より少し多かったです。
手づくりのテーブル、ベンチのクオリティが高く(板の切断面がきれい)、参考になりました(手づくりの切断用ガイドを使っていました)。
案内された森には、これから咲く植物を多く見ることができました。木に名前などの表示があり、参考になりました。森林内の観察路を散策する方とも多くすれ違い、近接するつくば市が管理する高崎自然の森と合わせて散策すると森林環境の違いを楽しめると思いました。
活動資金の確保は各種助成金やイベント参加費(4 月 26 日に開催されたタケノコ掘りは大人 1,500円とありました)があり、特におぐろくの森に隣接した中泉建設のバックアップ(そば畑の耕運、野外炊飯設備提供など)も大きいとのことでした。
説明用に配布された「令和7年度計画おぐろくの森の里山維持を目指して」には課題ととりくみがわかりやすくまとめられていました。ホームページのアクセス数も増加し、ホームページを見ての入会者も3名いたそうです。
さわやか隊員:Oguさん(五斗蒔6月号から)